すみっこでボソボソ

・・・ん?

うん。バラバラやね。

人間の声帯も楽器だとしたら、私の好みの声を出す楽器(人)に共通点はあるんだろうかと考えた。

だってギターの音がする楽器はギターの形をしているし、フルートの音がする楽器はフルートの形をしてるじゃない? サイズでアルトだったりバスだったりするとは言え。

 

考えてみるに、声そのものと言うよりしゃべり方とか笑い声が好きってのもあって、純粋に音として好きな声って言うと・・・と考えて、周りで好みの声の人を思い浮かべて気が付いた共通点は「背が高い」くらいだった。

男性は170台の後半から180くらい。女性も165はあるなって。

体形に共通点はなくて、ガリガリ~ぽっちゃりさんまでバラバラ。

 

もう一つの共通点は、多分みんな鼻腔に近いところ?口腔内の上の方と言うのかな。その辺で声を響かせるタイプなんじゃないかなってところ。明るい音色に聞こえるんだよね。

 

みんな肺活量どれくらいなんだろうとか思ったけど、さすがにそれは見た目ではわからないもんね。あとー。歌がうまいかどうかも関係なかった。一人私に負けず劣らずの音痴さんいた。

 

声って、単純に声帯だけじゃなくて肺とか、胸や首、顎や歯とか、骨格も影響するんだろうし。呼吸の仕方とか鼻からの息の抜き方とか、いろんな要素で決まるんだろうなあと改めて、人体の不思議を感じる。

 

昔フルートの先生が「歯石をとると音が変わる」って言ってたから、プロはそれくらい音にたいして厳しいんだなあって思ったけど、人間の声もいろいろな要素で出来上がったデリケートな音なんだな。

 

 

・・・物まねの上手い人ってどうなってんだろうね。