声帯は楽器・・・かも。
小学校の時だったと思うけれど、音楽のテストで、選択肢がたくさんある中から楽器を選べと言う問題がありました。答えは複数個あって、全部回答できたら正解になる問題。
この問題、選択肢には「コップ」とか「ハーモニカ」とか色々あって。その選択肢群の中に「人間」って言うのもあったんです。
そして正解には「人間」も楽器として含まれてました。
人間って楽器ですか?先生が言うには「人間は音階を奏でられるから楽器」だそうです。
だけどさー。ガラスのコップだって瓶だってドラム缶だって、中に入れる液体の量を調整すれば音階奏でられるっしょ。じゃあそれも楽器じゃん。
って、めちゃくちゃ印象に残ったテストでした。
あーテストって、先生が求める答えを書くものなんだなーって。
なんで急にそんな懐かしいことを思い出したかと言うと、今日の帰りの電車の中で外国語で会話する二人連れがいらっしゃいまして。
英語じゃないのは分かるけど、何語かすらわからない言語。
ただね、男性の声がめちゃくちゃ良い声だったんですよね。電車の中なので遠慮してウイスパーボイスで話してて。思わず聞き耳立てるほどいい声。
何語かすらわからないレベルなので、しゃべってる意味は全く分かりませんが、音として美しいのでずっと聞いてられるという・・・。
あー。人間の声帯って楽器なのかもしれない。
あのテスト以来、ン十年ぶりにしみじみ思ったのでした。
いやほんと。私が声フェチなのを別にしても、本当に美しい声でした。
ご馳走様でした。笑