非インターネットネイティブですねん

私が初めてPCに触れたのは高校生くらいだったと思う。

DOSVとか、今どきの人はしらんよね。初めてのPCはディスプレーもキーボードも真っ赤でかわいかった。買ったのは家族ね。あれは何をしたくて買ったんだろう。PCってなんも出来んなとか言ってて、それは命令をしてないからじゃない？と思ってたなぁ。

何にもしてくれないタダの箱で飾り物と化していた。それなりに高かったらしいのに。

で、私はデスクトップに丸がぴょこぴょこ動き回るだけの全く意味のない物を作って、あとPCって何をしたらいいのか、何をさせるのか分からんなと思ってた。あの時、まだ自分はこう言うものに才能がないとか考えたことがない頭柔らか時代だったから、そのまま頑張ってたら人生変わってたかな？　いや、すぐに頭打ちになったな。うん。絶対な。笑

NECのPC-9800とかが出てから、PCで何かをする事ができるようになったんだっけなあ。

でもね。栄枯盛衰なのよ。

デジタルの才能がない人間にとってはWindows様々。HP作るのが楽しかった時代。

そして今どきは手のひらサイズのスマホで昔のPCの何倍もの仕事ができちゃう時代。

今夜。何気にGoogleセンセーに眠れる音楽をかけてと頼んでみた。（普段はGoogleセンセーに仕事をお願いしないタイプ　笑）

Spotifyを立ち上げてお勧めを流してくれたのだけれど、「えっ？わかってるねえ」という選曲をしてくる。

・・・こわっ。

Spotifyのアプリは入れてはみたが設定すらしていないはず。入れただけ。

Googleセンセーもあまり好きでないので、OK！とお願いすることもほとんど無い。

スマホのブラウザは火狐。クラウドサービスは基本的に自動同期OFFだ。

どっから私の好みを引っ張ってきた？

それとも、世の中の「音楽で眠りたい人」の好みはほぼ一致してるってことか？

この気持ち悪さ、クラウドネイティブ世代には通じんのやろうなあ。

あと20年もすればデジタルイノベイターの時代が来て、デジタルに対する才能の違いはますます広がっていくだろうなぁ。進歩が速すぎる。

その頃私は生きていないだろうけれど、マトリックスの世界なんて嫌やなぁと思いながら寝る。Spotifyは切って。