医者には絶対書けない幸せな死に方
たくき よしみつ著「医者には絶対書けない幸せな死に方」読了。
いや、読み終わったのは少し前なんだけど。
私、直接本の内容に触れるようなレビューはほぼ書かないけど、読んで考える事が多くて、自分の頭の中でまとまらなくて書きそびれていた。
幸せな死に方ってタイトルだけど、読了後に考えたのは生きているの意味。
ベッドから起き上がる事も寝返りも出来ず、食事もトイレも人の手を借りないと出来ない状態を生きていると言えるか。
全てを人に頼っていたとしても意思疎通ができるなら?
その状態でも生きたいと考える人は当然いるだろうし、その状態は死んでいるも同然と思う人もいるだろうし。
しばらく何もやることが無い毎日を過ごしてみたら、自分の事が自分で出来ず、食べさせてもらって(食べれればまだいいよ。点滴とか胃瘻とかもありえるし)寝ているだけの日々が、しかもいつ終わるともしれず終わらせる努力すらも出来ないなら、それはもう生きているとは呼べないと思ってしまったけれど。
でもイザそうなったら考えが変わる可能性、ゼロではないよね。
ちょいちょい、いざとなったら延命措置は拒否、痛みのコントロールだけでいいって家族に言っているけれど、言うだけではなく書面にしておかなきゃと真剣に思ったのでした。
死を考える事は、生きるを考える事だなあ・・・。
今日の良かったこと
1:トウモロコシを食べて熱いお風呂に入ると体の中でポップコーンになるよ。と言う話を聞いて爆笑した。