すみっこでボソボソ

・・・ん?

教授のプレッシャー

私は今、人間関係の距離感がバグっていて、親しみを込めた愛称なのか嫌味なのか判断が付かない。もともと距離感をつかむのが下手で、社交辞令がよくわからない人間ではあるけれど。

 

年が明けて他の部署に異動した人が、同じところで働いている間、私の事を「先生」と呼んでいた。その呼び方が(親しい気持ちで呼んでいるのか嫌味なのか判断できないこともあって)嫌で仕方なかった。先生はやめてと言ったら「教授」と呼ばれるようになったので余計に嫌だったんだけど、その人が他の部署に異動になったことで先生とか教授とか言われなくなった事が、思ったよりもずっと私の気持ちを軽くした。

その程度の事がプレッシャーだったのか、ワタシ。

 

100点が合格点の人間には、80点は不合格。その上、先生とか教授とか呼ばれたら、100点以上の、120点を求められてる気がしてたんだと思う。

冗談だったんだよね?とは思うけど、冗談でもそう呼ぼうと思う何かがあったのかなあと言う、ありもしない(かも知れない)期待に応えなきゃという空回りで、プレッシャーになるなんて、なんてバカなんだろう。

 

そう呼ぶ人がいなくて気が軽くなって初めてプレッシャーに気が付く。

自分への自分の鈍感さに笑える。

 

・・・と思っていたら、今日は別の人に「神!」(しかも何度か言われてるんだよなあ・・・)と呼ばれた。

なんでこんなつまらない冗談に怯えているのか、自分でも理解できない。

呼ばないでと笑って言っておいたけど、伝わっていると良いなあ。