親子の会話
子「おかんって、選択肢がある時ってたいがい少数派やな」
母「ンなこと無いよ?母は平凡を絵にかいたような人間やん」
子「花が嫌いな女の人はおらんくない?」
母「花?別に嫌いじゃないよ。大阪の家ではいっぱい育ててたやん」
子「花束とかもらったら、嬉しそう言うよりひいてるやん?」
母「花束は切り花やから。切り花は苦手やねえ」
子「なんで?」
母「切り花って、言わば首を切られた死体やんか? 死体を飾って腐っていく過程をきれいやなって・・・ちょっと思えへんなぁ」
子「それ・・・少数派言うより異端やで(笑)ドライフラワーはミイラか?」
母「ミイラやね(笑)」
・・・百合の花みたいに香りが強い花だったりすると、夜中にふと香りがした時に花の恨みを感じたりするんだけど。
やっぱり変?
鉢植えは平気だけど、蘭の鉢植えは別。蘭は「私はここにいますよ」って主張してるから。「夜中に意思疎通のできない生き物が部屋にいる感じ」がして、蘭の鉢植えは怖い。だれかこの感覚、分かる人いないかなあ。そんなに異端かなあ。