すみっこでボソボソ

・・・ん?

ワイン美味し

近所のスーパーのお酒売り場で、シャトー勝沼さんの「酸化防止剤無添加 無補糖」と記載されたワインを見つけました。

 

それ程お酒が飲める質ではないので、ワインも詳しくないのですが、無補糖とわざわざ記載すると言う事は、糖分を補ったワインがあるって事?

他のワインのラベルを見ても、特に砂糖添加のような記載はないので、はて??
気になって調べてみました。いやースマホって便利~。

 

シャトー勝沼のHPをみると酸化防止剤無添加に加え、無補糖にて醸造酸化防止剤無添加、葡萄果汁100%・無補糖の赤ワインです。 まろやかなコンコード果汁の自然な甘さと、上品な香りとバランスのとれた酸味が特徴です。渋味を抑え、バランスよい甘口で、手軽に美味しく楽しめます。〜これからのワインは「無補糖」〜」と記載されています。

 

どうやら、葡萄の糖度×0.55がワインのアルコール濃度になるので、ブドウの糖度が足りないと、アルコール度数も低くなってしまう。じゃあどうするかと言うと、アルコール度数を保てるようブドウ果汁に砂糖を足す(あるいは濃縮還元果汁を足す)それを補糖と言うらしい。
酵母の餌になる糖を増やす事なので、砂糖を足してもワインが甘くなるわけではないのね。で、砂糖を添加した事は表示しなくても良いらしいっぽくて。ふ~ん。

 

 

今日購入したワイン、アルコール度数が6%でした。渋みがほとんどなく果汁感があって、飲みやすく美味しかったです。私としては、アルコール度数がそれほど高くないのも嬉しいところ。
元々フルボディの赤ワインは苦手なので、そういうどっしりしたワインが好きな人には物足りないでしょうけれど、私はちょうどいい。
千円ちょっととお値段も手ごろだし、大変気に入りました。

 

良いブドウが取れなかったら砂糖を足せばいい。でも砂糖はアルコール度数をあげるだけだから、品質の劣るブドウからは結局おいしいワインはできない・・・って事ね。

 

逆に、酸味や甘み香り等のバランスの取れた美味しいブドウなら、アルコール度数が低くくなっても、美味しいワインは出来るって事よね。きっと。だって美味しかったもん。 

私は、甲州ブドウの白が好きなので、シャトー勝沼さんの白ワインはたまに買っていたのですが、これからは赤も時々買おうと思います。 

 

ワイン通のお方の中には、ライトなワインが好きだって言うと、そんなのジュースだよって軽く見る方がいるけれど、いいじゃないの好みは人それぞれ。
ワイナリーが多様なワイン作りをしてくれる事は、私みたいなそれ程お酒に強くない人間にも美味しく飲めるチャンスが増える事なので、とっても嬉しいことです。

 

 

今日の良かったこと

1:赤ワイン美味し。チキンの柚子胡椒焼きに合う。ちゃんと晩御飯完食。